毎年の夏の猛暑が続くと、早く涼しくなってほしいなぁと思ってしまいます。
でもいざ朝晩に寒さを感じるようになると、冬物の服をすぐに準備できなかったり、誰もまだ着ていなかったりでちょっと気が引けますね。
そんな時に大活躍するのが、ストール!
女性のほとんどが何枚か持っているのに、使わずにしまい込んだままだったりしませんか?
今持っている手持ちのストールをいつから使えるか、ちょっと考えてみると寒さも気にならずおしゃれも楽しめてしまいますよ!
秋冬のストールはいつから使える?
最低気温を目安にする
地域によって気温の差が大きいのが、日本の気候の特徴です。
そこで秋冬のコーディネートも気温を目安にして考えると、自分も温かく周りにも違和感がなく衣替えできます。
ただ夏から秋にかけては、少し微妙な気温であることも確かです。
朝や夜は寒くなるけれど日中は暑くなる、ということが良くあります。
夏から秋を感じるのは最低気温が、16℃くらいになった時が多いようです。
東京の場合でいくと、平均で10月中旬には最低気温が16.5℃になってきます。
最低気温が16℃になりそうな時期、そんな時に便利なのがストールです。
コートを羽織って出かけてみたけれどちょっと寒い、なんてよくありますね。
さすがにダウンを着るほどではないというのが、秋を感じ始めた時のコーデで困るところです。
そんな時ストールさえ持っていれば、コートの上からおしゃれに合わせることができます。
もちろんストールはコートの中でも大丈夫、さらに暖かさを増すことができます。
マフラーだとさすがに早すぎて大げさな冬の装いで周囲から浮いてしまいがちですが、ストールなら秋から冬まで使えさらに暖かいので絶対的におすすめです。
早めに準備をしておく
素材と厚さで分けてみる
ストールをいつでも使えるように準備するには、最低気温が寒さを感じる16℃になる前がいいですね。
ストールで厄介なのは、たたみジワや折りジワができてしまうことです。
素材にもよりますが、前のシーズンに使ったものをクリーニングや洗濯をしてしまっておいた状態だと使いたい時に出したら、しわしわ…
この状態だとせっかくのストールが、すぐに使えないことになります。
夏の暑さが朝夕に感じなくなってきたタイミングで、ストールがすぐに使えるように準備しておくと心強いですよ!
秋冬のストールはウールやカシミヤなどの天然素材から、アクリルなどの合成繊維が主になっています。
また、それぞれの素材でも薄手のものから厚手のものまであるので、一度出してみるのがいいですね。
手入れをしておく
ストールを出したらしまった時と同様に手入れをしておくと、いつでも気持ちよく使うことができます。
天然素材の場合、虫食いなどが起きていないかは要チェックです。
合成繊維はその心配はありませんが、やっぱりきれいに使えるためにシミなどがついていないかチェックしておきましょう。
できれば使う前にもう一度、それぞれの表示に合わせて洗濯をしておくことをおすすめします。
またアイロンのスチームを少し離した状態であてることで、シワ対策に加えて雑菌などの除去もできます。
きれいに手入れをしたストールは、たたまずに収納すると使う時に悩まずにすみます。
ストールはハンガーにかけると滑り落ちてしまうので、どうしてもたたんで収納してしまいがちですが下のような滑らないハンガーもあるので利用するののいいですね。
また埃のかからないクローゼット内のバーなどに、専用のスペースを設けてかける方法もおすすめです。
外出時にしまう時の工夫
オフィスでロッカーなどにかける際はコートの上に、ふんわりかけてあげるとずり落ちずシワになりません。
外出先のカフェなどであれば、ストールを外した後にイスにかけたり荷物入れに軽くたたんで一番上に置くといいですね。
ちょっと困るのは電車の中や歩いている時です。
ストールは大判のものが多いので、できれば手にしっかりと持つことがいいと思います。
ただし、満員電車ではかばんやバッグにしっかりしまいましょう。
ストールが足元に落ちたり垂れたりすることで、事故になったりケガをしたりする原因になっては大変です。
ストールをすぐに洗濯をする習慣がついていれば、汚れても大丈夫です。
素材はどんなものがおすすめ?
天然素材
ウール
一般にはウールとひとつにして呼ばれてしまうので、羊毛だけをウールと思いがちです。
ところが最近はアルパカやアンゴラ、ラクダなどの天然素材も増え、それらもウールと呼ばれます。
温かいけれど厚手の印象があるウールですが、最近は圧縮したウール素材も増えストールにも使用されています。
ストールはしなやかで薄手だと持ち運びが良い面がありますので、天然素材にこだわりがある方であれば圧縮素材のウールストールが活躍します。
カシミヤ
カシミヤはカシミヤ山羊の冬毛にだけ生える産毛だけを使用した素材で、大変希少なものです。
とても暖かく薄くて軽いという特徴とカシミヤにしかない光沢がありますが、価格が高いというところでなかなか買うことができないですね。
ただ、大切に使用すると長く使えるものですので、流行に左右されないベーシックな色のものを1枚持っていると気分もあがります。
ふわりと巻いても保湿性や保温性が高いため、使い勝手はとても良い素材です。
合成繊維
ストールだけではなく、秋冬ものの素材として多く使用されるのがアクリルです。
保湿性が高くウールのような質感があり、暖かいという長所があります。
その反面合成素材につきものの、静電気が起きやすいという特徴も持っています。
空気が乾燥する秋や冬は特に、静電気が起きやすくなっているので苦手に感じる人もいると思います。
静電気のバチバチは、私も本当に苦手です。
アクリルのもうひとつの長所は染色が鮮やかで色やデザインが豊富、安く手に入れることができるという点です。
洗うことができるものが多いので、静電気を防止する洗剤などを使用しておうちでこまめに洗えます。
ただしすぐに毛玉ができてしまうので、毎日のコーデに使うなら長く使うというより流行のデザインや色を楽しむ方がいいかもしれません。
ストールは家庭で洗濯できる?
自分で洗えばいつも清潔
ストールはおうちで洗うことができるの?と感じる方、いらっしゃいますか。
最近ではおうちで洗濯ができるか気にする方も多いと思いますので、買う時にタグを確認していることも多いかもしれませんね。
ストールの洗濯表示に「洗濯おけ」「手洗い」「洗濯機」のマークがついているものは、おうち洗いがOK!
ストールは、ぜひ自分で洗濯をしていつもきれいにしておきましょう!
おうちで洗濯ができるかどうかの確認は、洗濯表示を見ることが大切です。
2016年に経済産業省から出された新しい表示と、それ以前の表示があると思いますので下記の図を参考にしてください。
洗剤や洗濯方法は?
おしゃれ着用洗剤&柔軟剤で
ストールをおうちで洗濯する場合には、おしゃれ着用洗剤を使用しましょう。
通常の洗濯洗剤よりも素材に優しいので、ストールを痛めることも少なくなります。
また柔軟剤を仕上げに使用することで、冬の乾燥した空気での静電気予防をすることができます。
ストールは首回りに巻くことも多いと思いますので、意外とメイクや皮脂の汚れがついてしまうものです。
オフィスやカフェなどでひざ掛けに使用することもありませんか?
知らないうちにストールが床についてしまっていることや、立ち上がった時に落ちてしまうこともよくあります。
使い勝手のいいストールは、思っている以上に汚れているんです!
それなのに大抵の人は、ストールやマフラーは1シーズンに1回しか洗わないそうです。
今は埃や汚れだけではなく、菌の付着も心配なのでストールは自分で洗うという習慣を身につけたいですね。
ネットに入れて手洗いを
洗濯機でも大丈夫になっているストールもありますが、基本的には手洗いがおすすめです。
ストールの素材にも優しい上、10分で洗えてしまうので実は時短にもなるんです。
【ストールの洗濯方法】
- 洗濯表示を確認する。
- 一度広げて汚れをチェックする。ファンデーションや目立つ汚れには、おしゃれ着用洗剤の原液をつけ軽くたたく。
- 洗濯おけや洗面台など洗うところに合う洗濯ネットに、ストールをたたんで入れる。
- 30℃以下の水におしゃれ着用洗剤を指定の量入れて、先によくとかしておく。
- 洗濯ネットに入れたストールを沈めるように入れ、上からやさしく惜し洗いする。
- 洗濯ネットに入れたままで端からくるくると巻き、やさしくてで水分を絞る。
- すすぎを2度、6の要領で行う。2度目のすすぎでは柔軟剤を入れる。
- 干すときはできるだけ平らにしたり、竿にかけるようにして陰干しする。
- 乾いたら、当て布をしてアイロンをかける。
- シワにならないように、たたまずに収納する。
ストールのおすすめの巻き方
ストールは細長くたたんでマフラーのように使う、ショールのように肩にかけて使うというのが定番です。
でもおしゃれ度アップとより暖かくするためのストールの巻き方を知れば、寒い日の外出がもっと楽しくなると思います。
薄手のストールは使いやすい
薄手のストールはコンパクトにまとまってくれるので、毎日のコーデに取り入れやすいうれしいアイテムです。
ストールにはフリンジがついていることが多いので、それを逆に華やかな雰囲気に使うことができます。
薄手ストールのコーデ見本をご紹介しますので、参考にしてください。
厚手のストールは暖かい
防寒にはやっぱり厚手のストールが強い味方になります。
屋外ではもちろんですが、室内でも厚手のストールをはおることで適度な室温で寒さを感じずに快適に過ごすことができます。
屋外では首回りや肩を中心にストールを使い、室内では背中や前身ごろを温めるように使うことができます。
上級編はW使い
薄手ストール&薄手ストールや薄手ストール&厚手ストールの組み合わせで、コーディネートも可能です。
それぞれの素材感や色合いなどにあまりにも違和感があるものは避けたいですが、同系色や同素材であれば意外としっくりと合うものです。
ただ、厚手のストールのW使いは重くなりすぎてバランスが悪いので、おすすめしません。
一例ですが、このほかにもベルトを使用したりすることでオリジナルのコーデを楽しめます。
まとめ
少しずつ寒さを感じた時、ストールは本当に便利なファッションアイテムとして活躍します。
秋から冬の間に長く使えますし、ストールの巻き方の工夫で防寒とおしゃれが楽しめるというのは嬉しいです。
こまめな洗濯などのお手入れと収納を工夫することで、シワを気にせず毎日使うことができます。
またたくさん服を買わなくても、手持ちのもので工夫すれば何通りにもアレンジができるのでお財布にもやさしいですね。
私自身もそうですし、私の周囲でも使わずにしまっているストールは結構あるものです。
せっかくなら手持ちのストールを活かしながら、素材やそれぞれの使い方で買い足しをしていくと秋冬の毎日コーデが楽しくなること間違いなしです!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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