2020年春の新型コロナウィルス感染拡大で、たくさんの新語が誕生しました。
最近言われ始めたのが、「正義中毒」。
ちょっと怖い言葉の印象ですね(-_-;)
一見新型コロナウィルスとは関係がないようですが、一体どんなものなのでしょう。
正義中毒を分かりやすくすると?
正義中毒とは、いったい何?
『正義中毒』というのは、他人に正義の制裁を加えることで、自己の快楽を覚える脳の仕組みです。
もともと、ヒトの脳というのは、社会のルールから外れたりした人や裏切った人という分かりやすい攻撃対象を見つけて、罰することで脳から快楽物質のドーパミンが分泌され、この快楽が習慣になってしまう場合があるそうです。
『正義中毒』になると、脳が正義におぼれた中毒状態となり、一種の依存症と変わらない状態となってしまうそうです。
正義中毒になると、どうなるの?
『正義中毒』になると、次々と攻撃対象を求めるようになります。
分かりやすいのは、芸能人や著名人のスキャンダルに異常なまでに怒りを感じる場合。
本来、自分と全くかかわりのない人に対して、異常な怒りを感じるようになります。
近年は、ネットの「炎上」が良い例のようです。
ネットでは、一般の方が対象になるので、とても危険ですね。
正義中毒は誰がなるの?被害はどうなるの?
正義中毒はだれがなるの?
『正義中毒』は、誰もがなる可能性があります。
特にネットは普及してからは、事実かどうかの確認もされないようなことも『正義中毒』者の対象になってしまいます。
『正義中毒』は脳が他人を罰することで快感を得てしまうことで起きてしまい、その快感を継続するために次々とバッシングする対象者を求めてしまうのです。
正義中毒の被害はどうなるの?
『正義中毒』の被害は、バッシングの対象になった場合防ぎようがありません。
特に一般人で、ネット上で実名をあげられたりした場合は、サイト運営に削除してもらうなどの対処は取れますが、どこで自分のバッシングが起きているか分からない場合も多いのです。
そして、『正義中毒』者から被害を受けた時の心理的なショックやストレスは大変大きいでしょう。
正義中毒から抜け出そう!
『正義中毒』は、誰もが加害者にも被害者にもなります。
『正義中毒』にならないようにすることが、一番大切ですね。
『正義中毒』にならないようするには、まず、相手のことを良く知った上で、また自分とのかかわりを考えた上で、冷静になることが大切です。
「相手を許す」ことで、『正義中毒』のもとになるイライラをなくする努力をしましょう。
新型コロナウィルスの影響で、イライラ感が強くなっている人が多いようです。
気分転換や趣味などで、自分のイライラやストレスを解消し、『正義中毒』にならないようにしましょう!
『正義中毒』については、脳科学者の中野信子先生の本をぜひ手に取ってみてください。
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました(^▽^)/
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