ミュージカルイリュージョニスト三浦春馬代役は海宝直人！想いよ届け！

三浦春馬さん主演、世界初演となる話題作・ミュージカル「イリュージョニスト」の主演が海宝直人さんに決まりました！

「イリュージョニスト」の主演には、三浦春馬さんがミュージカルの世界で新たな境地となる作品となるはずでした。

三浦春馬さんの急逝により、その公演の行方が不明のまま公演予定の２０２０年１２月までわずかひと月と迫る中、三浦春馬さんの意欲を身近で見てきていた海宝直人さんが主演することとなりました！

三浦春馬とともにワークショップから
1. 起用の理由はなに？
2. ミュージカル界の貴公子
発表が遅れたのはなぜ？
1. 三浦春馬の後任の重圧
2. 公式サイトから消えた名前
作品
関連記事
1. 三浦春馬
2. カネの切れ目が恋のはじまり（カネ恋）
まとめ

三浦春馬とともにワークショップから

起用の理由はなに？

ミュージカル「イリュージョニスト」の三浦春馬さんの代役を受ける形となった、海宝直人さんは同作の準主役級である皇太子役でキャスティングされていました。

「イリュージョニスト」は、ピュリッツァー賞受賞作家のスティーヴン・ミルハウザー原作の「幻影師アイゼンハイム」の世界初のミュージカル作品として注目されていました。

「タイタニック」の演出家トム・サザーランドが手がける作品としても注目され、２０１９年からワークショップが開催され三浦春馬さんも参加し、日英共同の最高作品となることが予想に難くない作品でした。

今回三浦春馬さんが演ずる予定だった、主演のアイゼンハイム役に海宝直人さんが選ばれたのは、この企画段階から作品作りに参加していたこと、そして三浦春馬さんの熱意をかたわらで強く感じていたことがあったのではないでしょうか。

世界初演で、一から作品作りに携わってきた海宝直人さんの起用は、三浦春馬さんの遺志を受け継ぐ唯一の存在だった気がします。

ミュージカル界の貴公子

海宝直人さんは、わずか７歳で劇団四季のミュージカル「美女と野獣」のチップ役で出演。

１９８８年生まれの海宝直人さんは現在３２歳ですから、そのミュージカル界でのキャリアは２５年にもなります。

その後も劇団四季をはじめとし、東宝ミュージカル、ブロードウェイミュージカルなどの様々な作品に出演しています。

歌の評価はもちろん、演技力・表現力・容姿・スタイル、すべてに叶う人物です。

海宝直人さんのすばらしい歌声、この高音の美しさは自ら培ってきた努力の成果だと思います。

ファルセットの美しさ、心に響く歌声と表現力、「イリュージョニスト」の新アイゼンハイム役・海宝直人さんの魅力をもっと知っていきたいです。

発表が遅れたのはなぜ？

三浦春馬の後任の重圧

今回、三浦春馬さんの代わりにアイゼンハイム役を演ずることになった、海宝直人さんの実力はゆるぎないものです。

しかし、ミュージカル・舞台を中心に活動してきた海宝直人さんと、ドラマ・映画などのメディアからミュージカル・舞台まであらゆる面で広く人気と認知度の高かった三浦春馬さんの代役についての重圧は大変なものだったはずです。

しかも三浦春馬さんの死があまりにも衝撃であったため、世間の注目はミュージカルだけに純粋に集まらないこともあるでしょう。

かならず「比較」されるということも、海宝直人さんは分かっているはずです。

そんな中で海宝直人さんが意を決して、ミュージカル「イリュージョニスト」で三浦春馬さんの代わりとしてアイゼンハイム役を引き受けたのは、海宝直人さんもまた「三浦春馬」というアーティストの強い想いを知っているからに思えます。

海宝直人さんの勇気は、必ずミュージカル「イリュージョニスト」の成功へとつながっていくと信じます。

公式サイトから消えた名前

今回のミュージカル「イリュージョニスト」のアイゼンハイム役が海宝直人さんに決定し、公演も２０２１年１月からへ変更になったことが、日生劇場の公式サイトで発表になりました。

同時に、それまでビジュアルにあった三浦春馬さんのアイゼンハイムの画像は消えました。

またこの「イリュージョニスト」は、三浦春馬さんの所属事務所・アミューズと日生劇場の共同主催であったはずですが、アミューズの名前も消えました。

多くのスタッフや関係者の方の苦悩が見え隠れするようです。

しかし、この公式サイトではこのように伝えられています。

昨年日本で行われた本作のワークショップには、三浦春馬さんも参加され、英国のクリエイター陣と熱く議論を交わし、作品と役の理解を深めていただいておりました。

日英共同新作となる本作が1歩ずつ前に進み、形作られる過程に積極的に参加してくださっていた三浦さんがこれまで注いでこられた情熱を受け継ぎ、本作が三浦さんの想いと共に世界に羽ばたくための第一歩として上演を決定いたしました。

（中略）

出演者・スタッフ一同、三浦さんの想いと共に一丸となり、上演を心待ちにしていただいている皆様の心に残る作品をお届けできるよう精進してまいります。

主催社一同